どうなってるの? そもそも電気料金はどのような仕組みになっているのでしょうか。 基本料金 携帯電話の基本料金と同じで、 電気をどれくらい使ったかに関わらず必ず発生する料金 です。ただし、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力には 基本料金が存在せず、代わりに「最低料金」を設けています 。 出典: 関西電力 電気料金の内訳 電力量料金単価 今回の話題である「 第1段階料金 」「 第2段階料金 」「 第3段階料金 」です。 燃料費調整単価 発電に必要な 化石燃料の価格変動を電気料金に反映させるための料金 です。非常にざっくり言ってしまえば、燃料費が60日前の3か月間の平均より高ければ上積みされ、低ければ電気料金が安くなる、という仕組みです。最近では原油価格の下落により、燃料費調整単価がマイナスになる月が多いようです。 出典: 東北電力 燃料費調整制度 再生可能エネルギー発電促進賦課金 太陽光発電や風力発電など、いわゆる再生可能エネルギーによって発電された電気を 電力会社が買い取る際の費用を、電気の使用者すべてに負担してもらうための料金 です。 出典: 中国電力 再生可能エネルギー発電促進賦課金 消費税 もちろん消費税がかかります。平成29年4月の消費税10%への再増税の際に、 電気料金に軽減税率が適用されるかは見通しが立ちません 。 例を用いて三段階料金をシミュレーション! 計算! 最後に、三段階料金を用いて電気料金をシミュレーションしてみましょう。 東京電力 従量電灯B 使用量135W と仮定すると、 単価×使用量 計 解説 基本料金 561. 60円 561. 60円 20Aの基本料金 電力量料金 (第1段階料金) 19. 43円×120kWh 2331. 60円 第1段階料金は0~120kWh内の使用量を単価に乗じる (今回は120kWh) (第2段階料金) 25. 91円×15kWh 388. 65円 第2段階料金は120~300kWh内の使用量を単価に乗じる (今回は15kWh) (第3段階料金) 29. 93円×0kWh 0円 第3段階料金は300kWh以上の使用量を単価に乗じる (今回は0kWh) 燃料費調整額 -1. 60円×135kWh -216. 00円 平成27年12月分の単価を適用 再生可能エネルギー発電促進賦課金 1. 電力メーターの正しい見方は? - スマートメーターも解説. 58円×135kWh 213円 平成27年5月~28年4月文の単価を適用 合計 3, 278円 (うち消費税242円) のようになります。 まとめ 電気料金の三段階料金 について見てまいりました。 三段階料金とは?
質問日時: 2004/07/25 12:29 回答数: 5 件 下記は私の職場の電力量計の最近の一例です。 精密電力計(全日電力量)=8304 kWH 普通電力計(力測用電力量)=7560 kWH 無効電力量計(力測用無効電力量)=816 KVAR 電力において(皮相電力)(有効電力)(無効電力)があります。 そして、これらは(皮相電力=Pa):全日電力量、(有効電力=P):力測用電力量、(無効電力=Q):力測用無効電力量 と対応していると思うのですが。 そして、力率角=θとすると P=Pa×cosθ、Q=Pa×sinθ。 従って、Pa^2=P^2+Q^2・・・・式(1)。 (Paは直角三角形の斜辺、Pは底辺、Qは垂辺) 式(1)に上記電力計の数値をあてはめると、 8304^2≠7560^2+816^2 で式(1)が成立しません。 式(1)が成立しないということは、私がどこか間違っていると思うのですが。 どこが間違っているのかお教え下さい。 No.