先程から書いているように、須崎獣医だけではなく猫専門の獣医さんも、この愛すべき生物には水分がとっても大事なんだと力説をします。 これらの情報などをまとめると、猫が腎臓病などにかかるのはどうやら キャットフード のみの食生活が影響しているということが分かってきたのです。 須崎動物病院でも、腎臓病になった子達のカルテを見ると、99%の飼い主が含水率が低いドライフードを食べさせてきた、いる、加工度の高い食事を与えてきた、いると回答しているそうです!なんでも、これらドライフードに含まれる水分は10%ほどしかないのだそうです!これでは、猫が水不足で腎臓をおかしくしてしまうのは当たり前ではないでしょうか?須崎獣医が語っているのですが、「腎臓病です」と愛猫が診断される前から、たっぷりと水分が入った手作りごはんを食べさせていることで予防が出来る可能性が高いと指摘しているのです!まだまだ、これらの病気改善には様々な課題があるようですが、現在のところは、水不足が最大の原因となっていると指摘していて、私も多分そうではないかなとモモの便や尿の量の変化などを見ても関係は深いと思うので、こうやってスープから、栄養と水分をたっぷり取って健康を保てるようにと考え、手作りスープなどを猫に与えているのです! 考えてもみてくださ、人間だって水分が不足すると様々な不具合が体に起きますよね!この数十年で、やたらと夏の 熱中症 対策も声高に叫ばれていますから、人間にとっても、猫にとっても生命維持にまず一番重要なのは酸素と水です!そこをクリアしてから、その先の栄養となるのです。 人間にも猫にも、体質の違いや個体差があり、好みもあり色々ですから、まずは基本となる酸素と水の中で水分の摂取量を増やしてあげることが出来るのは、私達家族側なので、水を舐める程度に飲むだけではなく食事から摂取させることで、細胞にもきっちりと水分を取り込み体内の 代謝 を上げながら、循環を活発にさせるようにしようと考えてこのような選択をしています。 鶏がらスープの栄養は? ここからは、人間の体にだって良いと言われる鶏がらスープの栄養について見ていきましょう!
恵那鶏は、ヒナから出荷するまで抗生物質・抗菌剤などの薬剤の入った飼料を一切使用しないで育てられているので安心。 健康な猫ならそこまで気にしなくてもいいけど、慢性腎不全の猫に栄養つけてほしいなら鶏肉にもこだわりたいところ。 かなえ さすがに丸鶏はね・・・って方はこちら! 骨付きのもも肉なら、スーパーで売っている所もあるし、それもないなら手羽先で! とにかく、 骨がついていた方がいい! ブロイラーよりはできたら地鶏の方が滋養もある。 参鶏湯では、高麗人参とかなつめ、クコの実なんかを入れますが、手に入るなら入れたらいいと思います。 クコの実は手に入りやすいし、鶏のスープを作る時に入れるといいですよ。 クコの実は、「肝」と「腎」の機能を高めるとされ、血圧を降下させる作用もあります。 私は普段から実家のシニア猫にはクコの実をあげてます。 スポンサーリンク 色んなスープを試してみよう 慢性腎不全の猫に飲んでほしい栄養たっぷりスープは他にもあります。 こちらのおいしいだしは、我が家で元々料理に使っていたものです。 原材料はこちら。 デンプン(キャッサバ由来)、イワシ、コンブ、カツオ、無臭ニンニク 成分的にもよく、ペプチド化されているので 消化吸収の負担も少ない 。 消化吸収に負担をかけない、ということは、治癒にエネルギーを使えるわけです。 須崎動物病院の「栄養スープの素」と同じ成分です。 私が他に試して良かったのは、ほたてのスープ。 ほたての風味が好きな猫は多いですよ。 あとは、なまりかな。 なまり、知ってます?